1年に一度しかない、進級審査&関連オーディション。
緊張の1日は本当にあっという間に終わります。あっという間すぎて、ほぼ記憶がありません(笑)
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どんな状況でも輝く、埋もれない人が声優になる
実際に進級審査を体験してみて感じたことは、
「こんな短時間で、初対面の審査官がレッスンの成果、基礎の部分を評価することができるのか?」
ということです。それと同時に、
「この短時間で、自分をアピールし印象に残すことが出来なければ、声優になるなんて到底無理なんだな。」
ということです。
事前課題は、科ごとに全く同じ内容のものが配られるわけで、しかも時間制限もあります。考えて考えて努力して、最高のものをつくっていくのは当たり前なのですが、内容は変えられないし時間も延ばせません。
その限られた時間の中でも、「この子いいな」と思わせる何かを持っているかどうか・・・芸能の世界はそれがすべてなんだと改めて感じました。
努力が必ず報われる世界ではない。けど努力することは全ての基礎
たとえ事務所に所属出来たとしても、声優という職業にはオーディションがつきものです。ずっと「与えられた短い時間で結果を残し」(オーディションで勝ち抜く)「勝ち取った仕事で結果を残す」(声優として売れ続ける)ことをしつづけるのです。
日ナレの場合、普段のレッスンで輝くものを見せられれば講師の推薦で関連審査に進むことができるので、当日の審査で少しくらい失敗しても大丈夫かもしれません。普段の努力が、実力となって講師の目に留まればチャンスはもらえます。しかし肝心なのはやはりそこから先です。
関連の案内が来て嬉しいのはもちろんですが、実際は戦いの始まりでしかないのです。
日ナレは「若い子が断然有利!?」
年齢が若くないと声優にはなれないのか。
私自身もこの答えを探して戦っている最中ですので、答えはまだ出ていません。
しかしながら、「若い方が断然有利」ということは、日ナレに通ううえで(わかってはいたつもりだけど・・・)改めて実感します。
関連2次に進むのは、20代でも可能です。事実です。
でも、当日事務局に推薦されたりする子は圧倒的に10代です。(当社比w)
ここ数年、関連事務所に所属して活躍している方も、お若いです。
10代の子には圧倒的期待値があります。若いというだけで、可能性のかたまりなのです。
20代は、そのまぶしすぎる「期待値」を超えるなにかが必ず必要です。
圧倒的なルックスなのか。圧倒的な個性なのか。圧倒的な演技力なのか。圧倒的な人生経験なのか。
年を取ったぶん、少しだけできていても、少しだけ見た目が良くても、ダメなんです。
「圧倒的」ななにか。それをもった人なら、年齢関係ないのです。
・・・と書きながら、自分自身に言い聞かせ、戦い抜きたいと思います。
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